うぶ出し初公開の、素晴らしい『村正』です。
長銘で、裏年期も入っています。
ハバキには、巴紋が見事に入り、大名家で大事にされていた物でしょう。
刃長は71.2cmと、十分長く、美しい姿をしています。
茎子は、村正独特のタナゴ腹で、資料に良く似た銘が、見事に入っています。
地鉄は、杢目肌に地沸・地景が付き、映りも出ています。
刃紋は、村正らしい刃紋の乱刃で、表裏揃い、小沸付き、明るく冴えて見事です。
刃切・しなえ・ふくれ・曲り・大きな傷はありません。
最上研磨済で、とても美しい 角鯉口入上白鞘、大名家巴紋入ハバキ付、白鞘袋付。
素晴らしい村正です。
是非、コレクションに加えて下さい。

登録証 福岡県 108036
種別 刀
刃長 七一・二cm
反り 一・八cm
目くぎ穴 一個
銘文 （表） 天文十二癸卯五月日
（裏） 勢州桑名郡益田庄藤原朝臣村正作
令和五年五月拾壱日交付

元幅28.3mm 元重6.3mm 先幅19.1mm 先重4.2mm
刀身重量 608g
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